酒を飲むと食欲が止まらなくなる理由|なぜ食べ過ぎてしまうのか

酒とダイエットの基本

酒を飲むと食欲が止まらなくなる理由

「今日は軽く飲むだけのつもりだったのに、気づいたら〆のラーメンまでいっていた」

こんな経験、1度や2度じゃないはず。

自分もそうだった。

酒を飲むと理性が飛び、満腹かどうか関係なく食べ続けてしまう

翌朝、体重計を見て後悔するところまでがセット。

実はこれ、意志が弱いからでも根性がないからでもなく、体の仕組みとして「そうなりやすい理由」がちゃんとある。

この記事では、酒を飲むと食欲が止まらなくなる本当の理由と、自分が実際にやって効果があった対処法を、専門用語なしで整理する。

 

自分も「飲むと食欲が止まらない」側の人間だった

家で夫婦が晩酌をしながら食事をしている様子。酒を飲むと食欲が増えやすい状況を表したイメージ

自分は、水曜日と日曜日に妻と家で酒を飲むことが多い。

外で飲み歩くタイプではなく、あくまで家での晩酌。

嫁と飲むのが1番楽しいww

飲む前は「今日は抑えめにしよう」と考え、つまみも控え気味にして、食べすぎないつもりでいる日もあったりする。

最初のうちは、その意識もきちんと残っているし、酒の肴を少し食べるだけで、特に問題はない。

ただ、酒を飲み進めるにつれて、少しずつ感覚が変わってくる。

食欲が増してくる感覚と、判断力が鈍っていく感覚が同時に出てくる。

頭では「この辺でやめておこう」と思っているのに、その判断自体がだんだんあいまいになる。

酒の肴を食べ終わったあと

・バタピー
・弁当用の冷凍食品
・カップ麺

といったものに、気づくと手が伸びている。

晩酌後にカップ麺を食べてしまう男性の様子。酒を飲むと判断力が鈍り食べ過ぎてしまうイメージ

自分の中では、ほぼ決まった流れがある。

つまみを抑えようと意識する
→ 酒を飲むにつれて自制心が少しずつ薄れていく
→ 気づかないうちに食べる量が増えている
→ 食べすぎたことに気づいた瞬間、どうでもよくなってさらに食べる

最初から暴食するつもりはない。

それでも、「あとちょっと」「もうこれくらいなら」と量が増え、途中で歯止めが効かなくなる。

そして、「まあいいか」となってドカ食い!!

翌朝の体重を測って、後悔と反省を何度繰り返してきたことか。

マジで何度くり返したことか、、、、、

そして自分が感じているのは、食欲が強くなることも・空腹感が増すことも・自制心が下がることも・自分の場合は酒の影響が大きい。

飲まない日は、同じ環境でもここまで食べない。

だからこれは、意志や気合の問題ではないと考えている。

 

なぜ酒を飲むと、理性が飛んで食欲が暴走するのか

酒を飲むと食欲が止まらなくなるのは、気合や性格の問題ではない。

脳と体の中で、いくつかの変化が同時に起きている。

ここでは、その仕組みを科学的に説明。

① 脳が「今、飢餓状態だ」と勘違いする

酒を飲みながら大量のつまみを食べている男性のイメージ。脳が空腹だと勘違いして食欲が暴走する状態

酒を飲むと、脳の中にある「食欲のスイッチ」に影響が出る。

特に関係するのが、空腹信号を出す神経

アルコールが入ると、この神経が刺激されて「エネルギーが足りない」「何か食べろ」という指令が強く出やすくなる。

実際にはエネルギー不足ではないのに、脳が勝手に“飢餓っぽい状態”だと誤解するため、食欲が一気に上がる。

② 理性を担当する脳のブレーキが弱くなる

酒を飲むと判断力が鈍るのは、理性や自制心を担当している脳の部分の働きがアルコールで弱くなっているから。

その結果「今日はここまでにしておこう」「もう十分だ」というブレーキが効きにくくなる。

代わりに出てくるのが、「まあいいか」「もう少しだけ」という判断。

食欲が強くなるというより、止める力が落ちている状態に近い。

まあいいかって思ったら最後wwwww

③ 味覚と満腹感が鈍くなる

酒で酔ってくると、味や満腹感の感じ方も変わる。

同じ量を食べても、「まだ足りない」「満足した感じがしない」と感じやすくなる。

すると自然と

・味の濃いもの
・脂っこいもの
・刺激の強いもの

を求めやすくなる。

少量で満足できなくなり、食べる量が増えやすいという状態。

④ 血糖値が下がりやすくなる

アルコール摂取後に血糖値が一時的に低下し、空腹感や炭水化物欲が強まりやすくなる流れを示した図解

アルコールを摂取すると、肝臓がアルコール分解を優先するため、血糖値を維持する働きが一時的に弱くなることがある。

すると体は、「すぐ使えるエネルギーを入れろ」と反応する。

このとき欲しくなるのが、

・甘い物
・炭水化物
・手軽に食べられる物

カップ麺や菓子類に手が伸びやすいのは、この影響も大きい。

⑤ すべてが同時に起きるのが酒の怖さ

酒を飲むと、

・脳が空腹だと誤解する
・理性のブレーキが弱くなる
・満腹感が鈍くなる
・血糖値が下がりやすくなる

これが同時に起きる。

だから、「抑えよう」と思っても負けやすい。

飲まない日は同じ状況でも起きにくいのは、この連鎖がないから。

つまり問題は、意志ではなくアルコールによる脳と体の反応

次のパートでは、この仕組みを前提にした改善策を紹介。

 

酒をやめずに、食欲の暴走を止める現実的な対処法

酒をやめれば、話が早いかもしれない!!

実際に、酒をやめて痩せたときは体重はなかなかのスピードで下がった。

ただ、「もう1度やれ!」と言われれば、それが現実的だとは思っていない。

週に数度、夫婦で晩酌をするのは、生活の一部であり2人の楽しみとなった今、酒を完全にやめるよりも太らない飲み方をする方が性に合ってる気がする。

① 「抑えよう」としない

まず大事なのは、最初から我慢しようとしないこと。

「今日は控えめにしよう」と強く意識すると、酒が入ったときに反動が出やすい。

結果として、途中で自制心が切れた瞬間、一気にどうでもよくなる

抑えるのではなく、「ある程度は食べる前提」で考えた方が、後半の暴走を防ぎやすい。

食べる前提がある方が晩酌までの食事も考えやすい

② 食べる物を“先に決めておく”

家で晩酌をする前に食べる物を決めている夫婦の様子。酒による食欲の暴走を防ぐ工夫のイメージ

酒を飲み始めてから考えると、判断力が下がった状態で選ぶことになる。

そうなると、手軽で味の濃い物に流れやすい。

だからおすすめなのは、飲む前に「今日はここまで」と食べる物を決めておくこと

量を厳密に管理する必要はない。

「これ以外は食べない」と決めておくだけで、途中の迷いが減る。

③ 最初に“たんぱく質”を入れておく

酒を飲むと、空腹感が増していつも以上に食べてしまう。

その状態で、炭水化物や脂っこい物から入ると、歯止めが効きにくい。

そこで役立つのが、最初にたんぱく質を入れておくこと。

難しいことはしなくていい。

・ゆで卵
・焼き魚
・豆腐
・プロテイン

これだけでも、後半の食欲の上がり方が変わる。

自分は、プロテインを常備して晩酌前に飲むようにしてから、カップ麺やお菓子に手が伸びる回数が明らかに減った。

後の方での「もう1品」を食べなくて良くなる

④ 「追加で食べる前」に一呼吸入れる

多くの場合、食べすぎは「もう一品」「あと一つ」の積み重ね。

ここでおすすめなのが、追加で食べる前に、少しだけ時間を空けること。

水を飲む、トイレに立つ、ほんの数分でいい。

何も考えず欲望のままに食べるのではなく、「今、本当に食べたいのか」と自問自答してみるのもアリ。

⑤ どうしても足りない日は“逃げ道”を用意する

それでも、食べ足りなく感じたり・食べ過ぎたい日はある。

そんな日は無理に我慢しない。

「絶対食べるぞ」って思うものは、たま~に我慢しないで何種類か食べる日はある。

しかし、翌日から数日かけて体重を元に戻す行動は必須!!

⑥ 翌日の調整を前提にする

前日に酒を飲んだ翌日、体重調整のためにウォーキングをしている40代男性のイメージ

食べたいもの・飲みたいものを完璧に抑えようとすると、ストレスが溜まりやすい。

飲んだ日は多少増えるのが前提。

その代わり、翌日からは調節。

1番大事なのは、1日食べ過ぎたからと言って「今日だけで全部台無し」という考えにならないこと。

結果として、途中で投げやりになる流れを断ち切りやすくなる

酒をやめなくても、考え方と準備を少し変えるだけで、食欲の暴走や暴走したとしても太ることを抑えることができる。

 

まとめ|酒は敵じゃない、対処の仕方を変えるだけ

酒を飲むと食欲が止まらなくなるのは、意志が弱いからではない。

食欲のブレーキが鈍り、判断力や自制心が同時に下がることで、少しずつ食べすぎる流れに入ってしまうから。

だから必要なのは、我慢や根性ではなく、酒を飲む前から整えておく工夫

抑えようとしすぎず、食べる物を決め、逃げ道を用意するだけでも結果は変わる。

まずは今日の晩酌で、「食べる物を先に決める」か「最初にたんぱく質を入れる」。

このどちらか1つだけで良いので、試してくれたらと思う。

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