酒を飲むと翌日むくむのはなぜ?体重が増える本当の原因

酒を飲むと翌日むくむのはなぜ?体が重く感じる本当の理由

お酒を飲んだ翌日の朝、顔がむくんでいたり、まぶたが重く感じたりすることはないでしょうか。

鏡を見ると「顔が腫れぼったい」「指輪がきつい」「体が重い」と感じることがあります。

このような状態は多くの場合、体の中に水分が溜まって起こる「むくみ」です。

アルコールを飲んだ翌日は体の水分バランスが崩れやすく、普段より水分を体に溜め込みやすい状態になります。

その結果、顔や体がむくんだり、体重が一時的に増えたりすることがあります。

私自身も週に2~3回ガッツリお酒を飲む生活をしていますが、飲んだ翌日に顔がむくんだり体が重く感じたりすることは珍しくありません。

柔道整復師・鍼灸師として体の状態を見る中でも、飲酒の翌日に体が重く感じる方の多くは脂肪ではなく水分によるむくみが原因になっているケースが多いと感じています。

この記事では、

  • 酒を飲むと翌日にむくみが起こる理由
  • むくみで体重はどれくらい増えるのか
  • むくみはどのくらいで戻るのか
  • むくみを長引かせない生活のポイント

これらを順番に解説していきます。

飲酒の翌日に起こる体の変化を理解しておくと、体重や体調の見方も落ち着いて判断できるようになると思います。

 

酒を飲むと翌日むくむ理由

お酒を飲んだ翌日に顔や体がむくむのは、アルコールが体の水分バランスに大きな影響を与えるためです。

アルコールには一時的に体の水分を外に出しやすくする作用(排尿作用)があります。

そのため、お酒を飲んでいる最中はトイレが近くなりやすく、体は軽い脱水状態になることがあります。

すると、体は水分不足を補おうとして、逆に水分を体の中に溜め込みやすい状態になります。

さらに、飲酒の場では塩分の多い食事やつまみを一緒にとることも少なくありません。

例えば、居酒屋の料理やおつまみには味の濃いものが多く、知らないうちに塩分を多く摂っていることがあります。

塩分を多くとると、体は水分を保持しようとするため、顔や体にむくみが出やすくなると考えられています。

こうしたアルコールによる水分バランスの変化と塩分の影響が重なることで、飲酒の翌日にむくみが起こりやすくなります。

私自身もお酒を飲んだ翌日に体が重く感じることがありますが、多くの場合は脂肪が増えたというより、こうした水分の影響が出ているケースが多いと感じています。

そのため、飲酒の翌日に体重が増えていても、すぐに「太った」と判断する必要はありません。

まずは、むくみでどのくらい体重が増えるのかを知っておくことが大切だと思います。

 

むくみで体重は何kgくらい増える?

お酒を飲んだ翌日に体重が増えていると、「太ってしまったのでは」と不安になることがあります。

しかし、多くの場合は脂肪が増えたわけではなく、水分による一時的な体重増加と考えられています。

むくみの程度には個人差がありますが、飲酒の翌日は1kg前後、多い場合は2kgほど増えることも珍しくありません。

これは体脂肪が短時間で増えたわけではなく、体の中に水分が溜まることで一時的に体重が重くなっている状態です。

体脂肪を1kg増やすには約7,000㎉摂取する必要があり、通常の飲酒で一晩のうちにそこまで脂肪が増えるとは考えにくいです。

そのため、翌日の体重が少し増えていても、すぐに脂肪になったわけではりません。

多くの場合、この体重増加は体の水分バランスが戻ることで徐々に元に戻ると考えられています。

 

むくみはどのくらいで戻る?

お酒を飲んだ翌日にむくみが出た場合、多くは1〜2日ほどで自然に戻ることが多いと考えられています。

これは体の水分バランスが少しずつ整っていくためです。アルコールや塩分の影響で体に溜まった水分は、時間とともに尿や汗として体の外へ出ていきます。

そのため、翌日に体重が増えていても、翌日〜2日ほどで体重が元に戻るケースは珍しくありません。

ただし、飲酒量が多かったり、塩分の多い食事をとっていた場合は、むくみが2〜3日ほど残ることもあります。

体重が増えていると「太ったのでは」と不安になりますが、飲酒の翌日は脂肪ではなく水分の影響で体重が増えているケースも少なくありません。 まずは、体の水分バランスが戻るまで少し様子を見ることも大切だと思います。

 

むくみを早く戻すために私が意識していること

酒を飲んだ翌日にむくみが気になるとき、私がまず意識しているのは普段より水をしっかり飲むことです。

むくむと「これ以上水分を入れない方がいいのでは」と考えやすいですが、私自身はそれは逆効果だと思っています。

実際、水分が足りていないときは尿の色が濃くなったり、においが強くなったりすることがあります。こうした状態は、体が水分不足に傾いているサインだと感じることがあります。

そのため、飲酒の翌日は水分を減らすのではなく、むしろまず水分を入れて体の流れを戻すことを意識しています。

また、体調に問題がなければ、ジムや外で30〜40分ほどランニングやウォーキングをすることもあります。ただし、ここで大事なのは追い込みではなく、無理なく楽しめる強さで行うことです。

柔道整復師・鍼灸師としては、お酒のむくみに効果的なツボを患者さんに教えたりもします。

水分代謝に関わる陰陵泉、全身の巡りをみる百会、肝の負担を意識した太衝、この3つのツボを教えています。

飲酒の翌日は、我慢して削るよりも、水分を入れて軽く体を動かすほうが、体重が元に戻りやすいと私は感じています。

 

40代ほどむくみが残りやすい理由

お酒を飲んだ翌日のむくみは、年齢によって感じ方が変わることもあります。

私自身も若い頃は、飲酒の翌日に体がむくむことをあまり意識したことはありませんでした。体重も落ちやすく、体の変化をそこまで気にすることも少なかったと思います。

しかし40代になると、体の回復のスピード水分の巡りが、若い頃とは違うと感じる人も多くなります。

柔道整復師・鍼灸師として体の状態を見ている中でも、同じように飲酒をしていても、翌日のむくみの残り方には個人差があると感じることがあります。

年齢を重ねると体の回復のペースも変わりやすいため、飲酒の翌日は無理に体重を減らそうとするより、体の状態を見ながら少しずつ戻していく意識も大切だと私は考えています。

 

 

まとめ

酒を飲んだ翌日に顔や体がむくむのは、アルコールや塩分の影響によって体の水分バランスが崩れることが大きな原因と考えられます。

そのため、翌日に体重が増えていても、すぐに脂肪が増えたと判断する必要はないケースも少なくありません。

飲酒の翌日は、水分をしっかり取りながら軽く体を動かすなど、体を無理に追い込まず体の流れを戻す行動を意識することが大切だと私は考えています。

また、飲酒の翌日に体重が増える仕組みについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

【なぜ翌日に太る?】飲み過ぎで体重が増える本当の理由

さらに、体重が戻らない場合の原因については、次の記事も参考になると思います。

飲み過ぎた翌日体重が戻らない理由|原因3つと戻す方法

 

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